気温が高くなると食中毒が起こりやすくなりますので、食品の衛生的な取り扱いを心がけましょう。
お弁当を作るときは
- 必ず食べる当日に作りましょう。
- 作る前、食べる前には手をよく洗いましょう。
- 食品は、中心部までしっかり加熱し、十分に冷ましてから清潔な箸で弁当箱に詰めましょう。
- お弁当は、涼しいところで保管し、早めに食べましょう。
- 食べ残しの食品は、思い切って捨てましょう。
バーベキューなどをするときは
生肉には、O157、カンピロバクター、サルモネラなどの食中毒菌が付いている可能性があります。
- 生肉と野菜は別々に盛りつけましょう。
- 「焼くときの箸」と「食べるときの箸」は区別しましょう。
- 肉は中心部まで十分に加熱して食べましょう。
ハイキングや魚釣りをするときは
- 有毒植物やフグなどの自然毒による食中毒が毎年発生しています。
- 見慣れない野草やフグなどは素人調理をしないようにしましょう。
<食用と間違えやすい有毒植物の例>
- バイケイソウ(オオバギボウシ、ギョウジャニンニクと間違えやすい)
- スイセン(ニラ、ノビルと間違えやすい)
- トリカブト(ニリンソウ、モミジガサと間違えやすい)
- イヌサフラン(ギョウジャニンニク、ギボウシと間違えやすい)
【食中毒に関する情報】
厚生労働省ホームページ(外部リンク)
■毒キノコに要注意
毒キノコを原因とした食中毒が、行楽シーズンに全国で発生します。
食用のキノコと形がよく似た毒キノコを誤って食べることが、原因のほとんどとなっています。
食用のキノコと確実に判断できないキノコは、絶対に食べないようにしましょう。
【毒キノコに関する情報】
■有害植物に要注意
山菜狩りなどで誤って有毒な野草を採取し、食べたことにより、食中毒が発生しています。
有毒植物による食中毒で、死者も発生しています。
食用の野草と確実に判断できない植物は、絶対に食べないようにしましょう。