熱中症とは
熱中症は、高温多湿な環境に長時間いることで、体温の調節がうまくできず、体内に熱がこもった状態です。めまいや吐き気、頭痛、失神などの症状をきたし、最悪の場合死に至ります。運動時や屋外だけでなく、屋内で何もしていないときでも発症します。熱中症について正しい知識を身につけ、熱中症による健康被害を防ぎましょう。
暑熱順化とは
暑熱順化とは、体が暑さに慣れることです。暑さに慣れていないと熱中症になる危険性が高まります。実際に気温が上がり、熱中症の危険が高まる前に、無理のない範囲で汗をかくことが大切です。暑熱順化には数日から2週間程度かかります。屋外では、ウォーキングやジョギング、屋内ではストレッチや入浴をしましょう。その際にも、水分・塩分補給を忘れずに行ってください。
熱中症の予防方法
〔災害時〕避難生活では疲労や体調不良、栄養不足により熱中症のリスクが高まります。普段以上に体調管理を心がけましょう。やむを得ず車中泊をする場合には、日陰や風通しの良い場所に駐車し、車用の断熱シート等を活用しましょう。乳幼児を車内に一人にしないでください。また、エンジンをつけたままにしないようにしましょう。
〔エアコンが使用できないとき〕濡れたタオルを肌に当て、うちわで仰ぐなどして体を冷やしましょう。冷房設備が稼働している場所に移動するのも有効です。しかし、車内への避難は可能な限り避けてください。短時間で高温になるため危険です。停電しても困らないように、普段から飲料や非常トイレの備蓄などをしておきましょう。
熱中症になりやすい人
高齢者や子ども、持病のある方、障がいのある方等は熱中症になりやすい方々です。これらに当てはまる方のご家族や身近な人は、水分補給やエアコンの使用をするよう声掛けをしましょう。
熱中症警戒アラート及び熱中症特別警戒アラートついて
クーリングシェルターとは
クーリングシェルターとは、涼しい環境を保持できない方のために、市が指定している涼しい環境がある施設です。熱中症特別警戒アラートが発表された際には、お近くのクーリングシェルターをご利用ください。(自宅にエアコンがある場合等、涼しい環境が保持できる際には、クーリングシェルターへの移動は必須ではありません)
【阿蘇市指定のクーリングシェルターの詳細は下記をクリック】
住環境課「クーリングシェルター(指定暑熱避難施設)を指定しました」