自然条件

位置と広さ

九州のほぼ中央に位置する阿蘇市は平成17年2月11日、旧阿蘇郡一の宮町・同阿蘇町・同波野村の3町村合併により誕生しました。阿蘇市は熊本県の北東部、阿蘇地域のほぼ中央部に位置し、北に南小国町・産山村・大分県日田市、南に阿蘇山をはさんで南阿蘇村・高森町、西に菊池市・大津町、東に大分県竹田市が隣接しています。

面積/約376平方キロメートル
距離/東西約30km 南北17km
市役所の位置/北緯32度56分54秒 東経131度7分26秒 標高522.8m

地形

阿蘇市の地形は、阿蘇五岳(標高:根子岳1433m、高岳1592m、中岳1506m、杵島岳1321m、烏帽子岳1337m)を中心とする世界最大級のカルデラや広大な草原を有し、比較的平坦地が多く水田の広がる阿蘇谷(標高:約450~550m)と起伏に富み傾斜地の多い阿蘇外輪地域(標高約800~1000m)で形成されています。また、同地域は阿蘇くじゅう国立公園に指定されており、ハナシノブやスズランなど阿蘇特有の希少な植物が自生するなど、自然資源が大変豊富です。

気候

気候は、年平均気温が約13℃で、年間降水量は約3,000mmです。四季を通じて比較的冷涼で多雨な地域であるため、平坦地では稲作を中心とした農業が盛んであり、山間地では高冷地野菜づくりが取り組まれています。